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3月はざっくり言うと2つ、の嬉しいことが。

1つは阿佐ヶ谷ライブ「昔 怪奇、今 文化人」の番外編とも言うべき、セクシー川田スペクタクル巨編。セクシー川田さんをメインに据え、阿佐ヶ谷商工会館地下和室等で、3月中に16公演。怪奇メンバーの中ではセクさんと言えば若手の方で、へなへなした弟分の印象でしたが、かなり振り切れた企画のライブ揃いで、主役として輝く姿があまりに逞しく日頃鍛えた腹筋も筋肉痛になるほど笑わせていただきました。これはまた別途振り返ってみたいと思います。が、ネットに適した内容ではないので、そのまま伝えるのはむつかしい。

2つ目は「成金」という落語会。独特な世界観の新作落語で人気上昇中の(←テンプレみたいで、すみません)瀧川鯉八さんを少し前から、ちょこちょこと拝見させていただいておりまして、スケジュールを見た時にタイミングがあったので、ふらっと行ってみたのですが、すっごく楽しかった。



会場は西新宿ミュージックテイトさん、行ってみたらバイタスのあった場所のすぐ裏手でした。
到着が開演ギリギリになってしまって、ほぼ満員状態・・・パッと見てスッと入れそうな席は、最前センターのみで、あまりにも舞台に近く「むむむ」と思ったけど、時間もないので「もうしゃーないっ」と覚悟を決めて座ってみました。


★会場イメージ(列は雰囲気で。しかもズレてて伝わりにくくなってしまった。。)

      □
C|○○○↑●○○|C
D|○○○ ○○○|D 
C|○○○ ○○○|
D|○○○      |扉
C|○○○↑ ―――
D|○○○  |レ
C|○○○  |ジ
D|○○○  |
  ――― ↑
     

●は座ったところ。演者さんが↑の通り、出てらっしゃる。おざぶまで1、2メートル。




2時間後、この席に座った自分を褒めたい!と思うくらい、完全に相手の間合いにどっぷり浸って打たれまくり、KO。完敗しつつも引き続きアドレナリン大放出で、思わず小走りして駅に向かったのでした。

若手さんだけのリラックスした雰囲気で、のびのびとしたまくら、そして舞台との距離も近く、キャパにみっちり詰め込まれて見るのは、今まで自分がお笑いライブを見てきた感覚そのままで見られたので、それがとてもありがたかった。気持ち切替なんてしないで、そのまんまで楽しめた。ああ、こっち側は「キリッ」と構えなくていいんだ、一緒の気持ちで来ていいんだと心から思えた。
(ちょっとだけ、今までは構える気持ちがあったのです。「よし、敷居を跨ぐぞ」みたいな)

特に素敵だと思ったのが、トリの柳亭小痴楽さん。

スススと足音とともに、ふわんといい香りが横を通り過ぎて「何だ、この人!」とビックリ。すげーいい匂いさせて出てくるなんて、想像してない状況だったので、もう面白くて面白くて、椅子から転げそうな気分でした。(実は初見ではなく、他の会場で拝見したことはあったのですけどね、そこまでビックリはしなかった。まあいつもじゃないのだろうね)

くりくりパーマで、まくらで天然(「バ○」とストレートでしたが)のお兄様のお話を始めた瞬間なんて「バ○は、てめーだろ!」と心で即座にツッコめるくらいの、やんちゃな感じがたまらなかった。そう見える魔法がかかってた。

そして、
若くて瑞々しいんだけど、どっかどしっとした部分がある、素敵な(発声によって出された)お声と、
客席の言葉無きツッコミ的な笑い(「プッ!」「へんなのー」みたいな反応というのかな)に反応するタイミング・スピードがすごくナチュラルでライブらしくて、さらに心を奪われました。

出てきた時チャラいんだけど、話し出すと声が良くって俊敏で、だけど噺の与太郎(「磯の鮑」という噺でした)は、とことん与太郎で。ジェットコースター的ギャップ萌えで、楽しかった。これからもちょくちょく見に行きたいし、このやんちゃ坊主(っつっても今いい大人ですが)がどんなベテランさんになっていくのか、長い期間でどう変化していくのか、その辺も楽しみだなと思った。

柳亭小痴楽 wiki
柳亭小痴楽 落語芸術協会プロフィール 趣味も魅力に溢れてます。フフフ
与太郎 wiki

そういや、今まで落語って何を見たかな、と自分のツイッターを振り返ったところ、落語について初めてつぶやいたのは2009年の山里・せきしろライブ「不毛な議論」のネタコーナーでのR藤本さんによる「べジータ落語」だったことが判明。変なところから入った感じですが、べジータ落語はテンションあがる素敵な仕上がりだったのです。

そこから、べジータ落語見たさに、浅草花月での吉本芸人さんによる落語会に行き、山崎邦正さんの落語を見て、とか、GEESEを目当てで行っていた下北沢のライブ「渦」で好きになった活弁士坂本頼光さんのライブできつつき(現・萬橘)さんを見たり、とか、脳みそ夫さんのUstreamにゲストで出ていた、チャーミングな大巨人・鯉八さんを生で見てみたいと思ってみたり、とか。

そうやって今までちょこちょこ見てきて「いいな」と思う気持ちがちょっとずつ貯まり、この日の成金が「奇跡の人」の井戸的な役割で、好きな気持ちを溢れさせてくれたのだと思います。落語会は年齢層が幅広いというか、御年を召した方もガンガンいらっしゃるので、年取るのがちょっと楽しみになりました。やったね。

まだまだ入口、ちょっとずつ、いろんな方を見に行きたいすね。焦らず。

ちなみに「成金」は、落語芸術協会の二つ目(階級。前座→二つ目→真打)で、同じくらいの時期に前座をつとめた「同世代(実年齢ではなく)」数名の皆さんが毎週金曜に行っている落語会。同世代で切磋琢磨する様子(と言っても、何か対決したりするようなわけではないっす)が、去年終わってしまった、マセキの若手漫才ライブ「空飛ぶサンパチ」を見ていた時のワクワク感を再びくれるようで、ありがたいなと思ってます。

攻める若手の美しさを、西新宿のあの場所(サンパチはバイタスだった)に見に行く金曜日。週ごとにメンバー入れ替わりしてますので、6月スケジュールチェックはどうぞ↓素敵な方々が1回で4人見られます。
前売当日ともに1000円 19時30分開演

6日…羽光、小痴楽、松之丞、昇々(主任)
13日…小痴楽、昇也、A太郎、雷太(主任)
20日…羽光、雷太、小笑、松之丞(主任)
27日…柳若、昇也、鯉八、宮治(主任)

私、いつ行こうかなー。
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